無坂の事
無坂×ログ(MUSAKA×LOG)の由来の本
ある時、近所にわりと大きめの本屋さんができたので足を運んでみました。特に読みたい本や雑誌があったわけではないけれど、そこは新しいもの好きなので「本屋さんができた」となれば当然いかねばなりません。この本とはそこで出会いました。
どうしてこの本を買ったのか⁉
実はこの本「嶽神伝シリーズ」として刊行されていて、実にシリーズは全11冊にのぼります。そのうちの上下巻2冊を購入したのですが、理由は単に「表紙がかっこよかったから!」でした。シリーズ全ての表紙がかっこよくて、本屋さんの陳列棚の下に表紙を上にして並べてあったんです。
本当にかっこいいので、今度全巻の表紙を並べて掲載しますね。ちなみにこのサイトのトップ画像も嶽神伝の表紙を意識しています。(長谷川卓さん、勝手に申し訳ございません。)
さて本の内容は?
内容については今後別途に詳しく語っていきたいので、ここではほんのちょっとだけ触れておきます。嶽神伝のタイトルの横に「無坂」という文字が入っています。このシリーズ作の中で核となる主人公の名前です。苗字はありません。
時代小説で、背景は戦国時代。多く関わるのは武田家、諏訪家、北条家、今川家、織田家、若き日の秀吉、家康なども登場しています。あっ、でもこれはシリーズを通しての登場人物でした。無坂はどの武将にもつかえていません。
それどころかむしろ自由に自然の中で仲間や家族と生きたいと願う人物です。そんな彼が時代の渦に巻き込まれていく先には・・という感じのお話です。
共感するセリフがたくさん!
シリーズ全般を通して「無坂」の人生を辿りながらお話が繋がっていきます。その中で、様々な問題や困難に直面していく主人公や家族、仲間がかける言葉がとってもかっこいいんです。全然違う時代の話ですが、共感できる言葉がたくさん出てきます。引き込まれる小説です。
という事で!
止まらなくなりそうなのでこの辺で終わりにします。人生のバイブルといってもいいほど共感共鳴した小説なので、何かあったらこの名前を使いたいと思っていました。今回は勝手に使ってしまいましたが「無坂」はここが起源です。